外壁塗装のトラブル原因『第１位』は！？
外壁塗装においてトラブルが発生する原因の第１位は、訪問販売での契約です。
外壁塗装の訪問販売で契約するとトラブルが起こることが多いです。
『自分にとって都合の良い話は向こうからはやって来ない！』という言葉がありますが、外壁塗装の訪問販売員も同じで、安易に信じると騙されてしまうことがあります。
特に悪徳業者やずるい業者が訪問販売を行うことが多いので、注意が必要です。例えば、『今しか割引しない』や『即決しないと工事できない』などの言葉で、急かして契約を迫るケースがあります。
そのため、しっかりと調べてから契約することが大切です。
よくある訪問販売のトーク事例
只今、キャンペーン中なので『大幅プライスダウン』ができます！
これは、よくある『値下げ商法』の一つです。
『しかしキャンペーン期間と申し込み数には限りがあるから、今すぐ申し込まないと損する可能性が出てきますよ。』といった内容です。
特に、急いで申し込ませようとするような営業は、消費者に不利益をもたらすことがあるため、冷静に検討することが必要です。
以上のことから、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
モニター価格なので『この値段でやらせていただいてます！』
これは『モニター商法』と呼ばれる手法です。
『この提案は、あなたの家を広告として利用し、他の住宅オーナーにも同様の工事を広めることが目的です。』
『そして、このモニター価格で施工した分の費用は、他のお宅の施工費用から回収する予定です。』
『だから大変お得なプランを提供できます！』といった内容です。
このような提案には注意が必要で、しっかりと契約内容や提案内容を確認することが大切です。
今すぐに塗り替えないと危険です！
『今すぐに塗り替えないと危険ですよ！』
これは、急かして判断能力を下げる手法です。
このように、『今すぐやらないと○○○です！』のような不安をあおるタイプの営業があります。
これは、外見上よく分かる、以下の項目を大袈裟に指摘するものです。
これらは、あなたが契約を急がなければならない理由を示すために使用される典型的な表現です。
それは、何かが重要であるか、または時間的な制約があることを強調するために使われます。
他にも、次の言葉もよく使ってきます。
- 『危険です！』
- 『損しますよ！』
- 『間に合わなくなりますよ！』
- 『取り返しがつきませんよ！』
このように不安をあおってくるような業者は信頼できない場合があります。
キッパリと「お帰り下さい」と言うことで、そのような業者から身を守ることができます。
番外編
まず、次のセリフをご覧ください！
- 『費用は全額前払いが条件になってます！』
- 『足場代を無料にします！』
- 『今すぐ見積り出しますよ！』
これらのセリフが出たら警戒しましょう！
建物の外壁塗装をする場合には、全額前払いや即時見積もりには注意が必要です。現在では、このような条件を提示する業者は少なくなっています。
精度の高い見積りを出すためには、建物の状況調査（建物診断）が必要であり、30分から60分以上かかることがあります。
建物診断を適当に行うと、見積りも適当になるため、このような業者には断るべきです。
悪徳業者に騙されないためには、外壁塗装の流れを知っておくことが重要です。具体的には、実際に見積もりを取得し、塗装作業が完了するまでの流れを理解することが大切です。
（参考記事：初めての外壁塗装、見積り依頼から作業完了までを知ろう！）
騙されない！その対策方法は！？
まず、あなたに検討をする時間を与えない場合は、基本的に全て断ることが無難です。
どれだけ誠実そうに振る舞っていても、あなたに考える隙を与えないことは、勝手で不誠実なことであり信用に値しないと考えることが重要です。
例えば、
- 『只今〇〇なので、今なら安くできます！』
- 『この状況は、早くしないと大変です！』
- 『今なら、断然お得です！』
- 『この機会を逃すと損をします！』
- 『工事着工前に全額お支払いください！』
- 『他の人やご近所さんにも内緒ですよ！』
などと、一方的で押し付けがましい言い方をしてくる理由を想像してみてください。
これらのセリフは簡単に翻訳するとこうなります。
- 『安いと思わせれば、こっちのものだ！』
- 『知識がない人は、ただ不安をあおって、ただ急かせばカンタンに落とせる！』
- 『自分だけが得をすると思わせれば、こっちのものだ！』
- 『お得感に反応しない人は、損することに反応するからカンタンだ！』
- 『工事はどっかの下請けに任せるだけ。とにかく早く、お金だけちょうだい！』
- 『他でも同じようなこと言ってるのがバレたら困るから！』
こんな感じになります。
魅力的な話には、冷静な対応を！
外壁塗装の塗り替え工事に限らず、訪問販売は基本的に『即決しない！』もしくは『断る』、がポイントです。
訪問販売員は、しばしば高圧的な販売手法を用いて、消費者を説得しようとします。
しかし、調査や比較をすることによって、それらの説得力を下げることができます。
塗り替え工事は、あなたのニーズや予算に合わせて最適な製品やサービスを選択することが重要です。
訪問販売員が提示したオファーが本当に最適であるかどうかを判断するためには、自分で調査することが不可欠です。
ただし、注意すべき点もあります。
例えば、検索結果に関する情報の正確性については確認する必要があります。
また、訪問販売員が提供する商品やサービスが、本当に必要であるかどうかを自分で見極めることも重要です。
訪問販売員による販売の場合、契約を締結する前に、契約書の内容をしっかりと確認し、納得がいくまで検討することが大切です。
また、契約を締結する前に、必ずキャンセル可能な期間があるかどうかを確認しましょう。
最終的な判断は、あなた自身が行う必要があります。
自分自身の意思決定のために必要な情報を集め、冷静に判断することが重要です。
（参考記事：外壁塗装、『知らなかった』で損をしやすい７つのポイントとは！？）
関連知識
因みに業者さんにも、色々な資格があります。（これも関連知識です。）
- 塗装技能士（特級、1級、2級、3級）
1級は7年以上の実務経験があるか、2級試験合格後に2年以上、3級試験合格後4年以上の実務経験がないと取得できません。（1級以上を取得していると安心ですね） - 外壁劣化診断士
外壁劣化診断士は、劣化状況の診断、最適な補習方法、改修方法を的確に判断し提案できます。 - 雨漏り診断士
建築知識や防水知識に優れ、的確な雨漏り対処の提案ができる能力を認められた人が雨漏り診断士になれます。雨漏り診断士のレベルであっても雨漏り箇所を断定するのは難しいものです。パッと見てすぐに答えを出す人は要注意です。
まとめ
外壁塗装の塗り替えを検討する際には、自分のペースで進めることが重要であるということを心に留めておくべきです。
急いで決断すると、後悔する可能性が高くなります。
訪問販売員に説得されて急いで決断することは避け、自分自身が納得できるまで調べ、検討することをお勧めします。
また、業者選びにおいても、自分に合った業者を選ぶことが大切です。訪問販売員が来ても、その場で契約するのではなく、複数の業者を比較し、自分に合った業者を選ぶようにしましょう。
最後に、当サイトを利用して、外壁塗装の塗り替えに関する知識を向上させることをお勧めします。
知識を身につけることで、自分自身の判断基準を明確にし、自分にとって最適な塗り替えを実現することができます。
外壁塗装の塗り替えに関する知識を身につけるためには、当サイトの情報の他にも、書籍やインターネット上の情報を活用することができます。
また、周囲の人々の意見や経験も参考にすることができます。
しかし、情報収集においては、信頼性の高い情報を選ぶことが重要です。
特に、インターネット上には正しい情報と誤った情報が混在しており、誤った情報を信じてしまうと、本来避けるべきトラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、信頼性の高い情報を選ぶためには、複数の情報源から情報を集め、それらを比較検討することが大切です。
また、情報提供者の背景や信頼性を確認することも必要です。
外壁塗装の塗り替えは、大切な買い物であるため、慎重に検討することが重要です。自分のペースで検討し、自分に合った業者を選び、信頼できる情報を収集することで、満足のいく結果を得ることができます。
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