【用語解説】トップコート(とっぷこーと)とは

用語解説

トップコート、仕上げ

『た行』簡単便利!わかりやすい『50音順・用語解説集』

トップコート(とっぷこーと)とは

外壁塗装におけるトップコートとは、塗装工程の最後に施される、防水性や耐候性、美観性を向上させるための塗料のことを指します。

トップコートは、下塗りや中塗りといった前段階の塗料とは異なり、色彩や艶などの見た目に関わる特性が強調されることが多いため、「仕上げ塗料」とも呼ばれます。
また、多くの場合、トップコートには紫外線吸収剤が配合されており、太陽光による塗膜の劣化を防止する役割も持ちます。

トップコートには、主に以下のような種類があります。

1.アクリル系塗料
主に中性洗剤で洗浄可能な、比較的手軽な塗料です。
耐久性や色落ちにはやや不安があるため、塗り替えの頻度が高くなることがあります。

2.シリコン系塗料
高い耐久性や撥水性、防カビ性を備えた塗料です。
ただし、比較的高価であり、塗り替えには専門業者の技術が必要となることが多いです。

3.フッ素系塗料
シリコン系塗料と同様に高い耐久性や撥水性を備え、色あせにくいことが特徴です。
しかし、シリコン系塗料よりもさらに高価で、施工には高い技術が必要です。

適切なトップコートを選ぶことは、塗装の耐久性や美観性を左右する重要な要素の一つです。
そのため、塗装業者と相談しながら、自分の家の状況や予算に応じて適切な塗料を選ぶことが大切です。

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