【用語解説】収縮亀裂(しゅうしゅくきれつ)とは

用語解説

収縮亀裂

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収縮亀裂(しゅうしゅくきれつ)とは

外壁塗装における収縮亀裂とは、塗料が乾燥する過程で、塗膜に張力がかかり、それが原因で発生する細かな亀裂のことを指します。
塗料が乾燥すると、塗膜の表面は硬くなりますが、内部はまだ柔らかい状態であり、乾燥するにつれて塗膜内部で収縮が起こります。
この収縮が一定以上になると、塗膜表面に亀裂が生じることがあります。

収縮亀裂は、特に夏場など乾燥が進む時期に発生しやすく、また、塗料の種類や厚み、下地の状態などによっても発生しやすさが異なります。
亀裂が発生すると、外壁の見た目や塗膜の耐久性に悪影響を与えるため、早期の対処が必要です。

対処法としては、まず亀裂が発生した箇所を削り落とし、亀裂に適したシーラー材を塗布して補修することが一般的です。
また、亀裂が発生しやすい場所には、下地処理や適切な塗料の選定、塗料の厚みの調整などの対策を行うことで、予防することができます。

収縮亀裂は、外壁塗装において比較的頻繁に発生する問題の一つであり、塗装前の下地処理や塗料の選定、塗布方法などに注意することで、発生を予防することができます。
また、亀裂が発生した場合には、早期の対処が必要となります。

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