【用語解説】ハイビルド塗料(はいびるどとりょう)とは

用語解説

ハイビルド塗料

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ハイビルド塗料(はいびるどとりょう)とは

外壁塗装におけるハイビルド塗料とは、塗膜の厚さが高い塗料のことを指します。
一般的な塗料と比較して、塗膜の厚さが1.2mm以上とされています。

ハイビルド塗料は、厚い塗膜が形成されるため、塗膜の充填性、耐久性、防水性などが高く、外壁や屋根などの耐候性に優れています。
また、塗装表面の凹凸を均一に補正することができるため、美観性にも優れています。

しかし、ハイビルド塗料は、塗料の量が多いため、塗装にかかる時間が長くなる上に、塗料の価格も高くなるという欠点があります。
また、塗膜が厚くなりすぎると、割れや剥離、変形などの原因になることがあるため、適切な厚さを保つことが重要です。

ハイビルド塗料は、屋根や外壁など、厚い塗膜が必要な場所で使用されることが多く、特に老朽化した建物や、劣化が進んでいる場合には、補修や改修工事とともに、ハイビルド塗料を使用することがおすすめされます。

なお、ハイビルド塗料は、塗料の種類や塗装面の状態によって、塗装方法や塗料の厚みなどが異なるため、専門業者に相談することが必要です。

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