【用語解説】塗膜防水(とまくぼうすい)とは

用語解説

塗膜防水

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塗膜防水(とまくぼうすい)とは

塗膜防水とは、外壁塗装において、外壁表面に塗布された塗料の膜が、雨水や湿気を防止することで外壁の防水効果を高める方法のことを指します。

塗膜防水によって、外壁表面に浸透した水分をシーラーなどの塗料の膜で防ぐことができます。
外壁表面が乾燥している状態では、水分が浸透してもすぐに蒸発するため、劣化を招くことはありません。
しかし、湿度が高く、外壁表面が濡れている状態が長く続くと、外壁材が腐食したり、塗膜がはがれてしまったりすることがあります。
このような状況を防ぐために、塗膜防水が施されます。

塗膜防水には、主にシリコン樹脂やフッ素樹脂などの高分子材料を使用した塗料が使われます。
これらの塗料は、耐久性や防汚性が高く、外壁表面に密着し、防水効果を高めることができます。

また、塗膜防水は外壁塗装の最終工程で行われることが一般的です。
下塗りや中塗りで外壁表面を整え、上塗りで仕上げた後、塗膜防水が施されます。
この際、薄くても均一な塗り方が重要であり、塗料の品質や施工技術によって、外壁の防水性能が大きく左右されます。

以上が、外壁塗装における塗膜防水の概要となります。

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