『さ行』簡単便利!わかりやすい『50音順・用語解説集』
殺菌剤(さっきんざい)とは
外壁塗装の際に塗料に添加する殺菌剤とは、建物の外壁に付着するカビや菌類を防ぐために塗料に混ぜられる薬剤のことを指します。
殺菌剤には、オキシドールやイソチアゾロン系、クエン酸系など様々な種類があります。
これらの薬剤は、微生物の細胞膜を破壊したり、代謝機能を阻害することで、カビや菌類を殺菌する効果があります。
殺菌剤を添加した塗料は、建物の外壁や屋根、木製部材などに塗布することで、カビや菌類の発生を防ぐことができます。
また、殺菌剤を添加することで、塗料の防腐効果や耐候性も向上します。
しかし、殺菌剤には環境への影響や人体への影響があるため、適切な使用が必要です。
塗料メーカーは、法律で定められた安全基準に基づいて、適切な量の殺菌剤を配合するようにしています。
また、殺菌剤を添加した塗料を使用する場合は、塗装後も定期的なメンテナンスが必要です。
特に、湿気の多い場所や日当たりの悪い場所では、カビや菌類の発生が起こりやすいため、定期的な点検が必要です。