『か行』簡単便利!わかりやすい『50音順・用語解説集』
カバー工法(かばーこうほう)
カバー工法とは、既存の外壁材に対して、新たな断熱材や防水材を貼り付けた上で、新たに塗装を行う方法です。
具体的な手順としては、まず既存の外壁材表面を清掃し、ヒビ割れや剥がれがある場合は補修を行います。
その後、外壁材表面に遮熱・断熱効果のある断熱材や防水材を貼り付けます。
この際、断熱材や防水材は、グラスウールやウレタンフォーム、防水シートなど、素材によって異なります。
その後、断熱材や防水材の上から、新たに塗料を塗装します。
塗料には、耐候性や耐久性に優れたシリコン系塗料やフッ素系塗料などが使用されることが多いです。
カバー工法は、外壁の断熱性や防水性を向上させることができ、また、外壁塗装の塗り替え周期を長くすることができるというメリットがあります。
ただし、施工費用が高くなるため、予算に余裕がある場合や、既存の外壁材に問題がある場合に採用されることが多いです。