『あ行』簡単便利!わかりやすい『50音順・用語解説集』
エフロレッセンス(えふろれっせんす)とは
外壁塗装において、エフロレッセンスとは、塗膜や塗料の下にある基材から水分が蒸発し、その水分中に溶けている塩類が表面に移動して、塗膜表面に白い粉状の結晶を形成する現象を指します。
この現象は、特に湿気の多い季節や、建物が雨や霧にさらされた後に起こりやすく、外壁の色や美観を損ねることがあります。
エフロレッセンスの原因は、主に基材に含まれる塩類が水分と一緒に移動し、塗料の表面に現れることが挙げられます。
また、塗装作業時に、基材の表面に汚れが残っている場合や、塗料が薄く塗られている場合にも、エフロレッセンスが発生する可能性があります。
エフロレッセンスを解決するためには、塗膜表面から粉状の塩類を洗い流すことが必要です。
洗浄方法は、水洗いや高圧洗浄などがありますが、洗浄の際には塗膜表面を傷つけないように注意することが大切です。
また、塗料の選定や塗布方法の改善などにより、エフロレッセンスの発生を予防することができます。