外壁塗装、知識不足が不幸の始まり
悪徳業者は悪徳行為の場数を踏んだプロです
悪徳業者は、依頼主の喋り方や動作や仕草などから性格や知識的な弱点を探り、攻め入るチャンスを伺っています。
例えば、次のような方は注意が必要です。
- 断るのが苦手な人。
- 心配性の人。
- 気が弱い人。
- 優柔不断な人。
- 優しく親切な人。
- 声が小さい人。
- 知識がほとんどない人。
このような人は悪徳業者に狙われやすい特徴があると言えます。
悪徳業者は、このような人が玄関ドアを開けて出てくるのを楽しみにしています。
そして『この人なら!』と思うと、状況に応じた巧みな戦法で攻め入ってくるのです。
悪質業者の、よくある手口
悪質な外壁塗装業者のほとんどが訪問販売業者です。
訪問販売業者でも悪質業者ではない場合もありますが、基本的には全てお断りするか一切対応しないことが賢明な手段となります。
悪質業者のよくある手口
訪問販売業者の営業トークは、割引額(値引額)に注目させる営業方法や、今契約しないとあなたは大きな損をする、といった客側の心理を巧みに操る方法が一般的です。
よくある手口の具体事例
外壁塗装の工事は、作業工程や価格相場など馴染みが少ない分だけ知識が少ないのが現状です。
訪問販売の業者の中にはその知識不足に付け込んで、手抜き工事を行ったり、高額な請求をしたりする業者が多いとも言われています。
また、中には費用の先払いをさせておき、その後に音信不通となるケースもしばしばあるのです。
このパターンは最悪です。
業者選びには、知識武装が必要!
知識武装が必要といってもプロの業者さんほど詳しくなる必要はありません。
例えば自分が損をしたり騙されたりしない程度の防衛ができればそれで良いのです。
頭に入れておきたい予備知識
- 訪問販売はキッパリと断る
- 依頼する業者はネットを有効活用して自分で探す
- 契約を急がせる業者には絶対に依頼しない
- 疑問や質問の答えを曖昧にする業者には依頼しない
- 工事の詳細を記載していない見積りを提出する業者には絶対に依頼しない
- 口頭説明ばかりで、書面での見積りを提出しない業者には絶対に依頼しない
- 工事前に高額な前金を要求してくる業者には依頼しない
- 複数の業者に見積り依頼をし、信頼できる業者を自ら選ぶ
- 作業に関する具体的で明確な保証がある業者を選ぶ
- 実績のある地元もしくは隣県の業者を選ぶ
このような予備知識はいくつかの見積りをとることで段々と深まってきます。
見積りをとれば、その業者から見積り内容の説明を受けることになるからです。
作業内容や、作業工程、費用など具体的に教えてくれます。
疑問や不安にも適切な回答をしてくれるでしょう。
このような説明を2〜3社から受ける中で必要知識は格段に深まります。
その上で納得のいく業者を自分で選ぶのが良い選択となり、良い結果につながることになるでしょう。
この辺りを面倒だといって疎かにしないようにすることが肝心です。
見積り依頼は、今はネットで簡単に出来る時代です。
幾つかの見積りが揃ってから、あなたのペースでじっくり検討し納得のいく業者に依頼することが今の時代の得策と言えます。
もし、あなたの検討中に訪問販売員がタイミングよく来たとしても、くれぐれもその場で契約することは避けた方が無難と言えます。